水と言葉の井戸端会議

気ままに商い中。ごゆるりとしてって下さい。

【線は、僕を描く】に出会う。

 

素晴らしい

作品に出会えたこと

 

感謝。

 

 

 

漫画とは

日本の伝統文化のひとつ

 

 

そのジャンルにもよりますが

漫画から学ぶことは多く

 

 

人生観さえも

変わることがある

 

 

 

素晴らしい音楽を聴いて

何かが閃いたら

音楽の道を選んだら

人生が豊かになったり

 

 

文学も同じことが言え

 

 

映画や

テレビドラマなどにも

 

共通すること

 

 

 

 

そして

漫画もそのひとつだと

 

 

 

 

今回、私が出会ったのは

 

 

 

【線は、僕を描く】

 

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水墨画と出会った青年が

水墨画を通して

 

多くの人と出会い

 

学び

そして、導かれていく

 

 

その物語には

 

人がいて

心があり

命が宿っていました。

 

 

 

 

幼少期から

多くの漫画と出会い

 

その物語と触れることで

私自身も成長してきました。

 

 

しかし

これほどまでに

 

 

心に響き、震え

涙が自然と溢れてしまう

 

 

そんな世界と

出会ったのは初めての経験でした。

 

 

 

漫画自体は4巻という

短編漫画ではありますが

 

 

その中身は

4巻とは思えないほどの

 

色濃く

深みある内容です。

 

 

 

 

描くとはなにか

 

美しさとは

自分とは

 

命とはなにか

 

 

 

 

作中

大切な展示会の前

主人公が体調を崩し寝込む

 

それまで

一輪の花と向き合いながらも

なかなか

答えを見出せず

 

もがいていた主人公

 

 

しかし

目の前にある

 

それまでと変わらないはずの

一輪の花を見て

 

師匠から言われた

『命を見なさい』という言葉

 

そして

『自分』という存在の

 

 

点と点が結びつく瞬間の描写

 

 

 

この漫画の

真髄に引き込まれてしまいました。

 

 

 

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ここに全てが詰まっている

ぎっしりと

 

 

そう心が震えました。

 

 

 

 

 

 

人は美しいものを見たとき

感謝を覚えます

 

 

 

美しいものには

どんなものでも命が在り

 

 

そして

その命は消えることがない

 

 

 

美しさは

常に生きている

 

 

 

美しさの前では

言葉などいらない

 

 

 

『言葉を失う』

という言葉があるように

 

人は

本当に美しいものの前では

 

言葉を失ってしまう

 

 

 

 

それは

あたかもそこに

 

言葉が存在しなかったかのように

言葉が邪魔になるかのように

 

 

 

この世で最も美しいもの

それは【命】であるこも

 

人や動物

草木、花

 

そのどれもにも

【命】は宿り

 

 

 

美しい。

 

 

作中に描かれる

水墨画のひとつひとつにも

 

美しい命を感じることができる

 

素晴らしい作品です。

 

 

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この『線は、僕を描く』

 

という作品によって

 

 

またひとつ

私は私の哲学で在り

 

 

命を知ることが出来ました。

 

 

美しい命と出会えました。

 

 

 

 

 

感謝。

 

 

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