水と言葉の井戸端会議

気ままに商い中。ごゆるりとしてって下さい。

家族は選手にとって唯一の拠り所

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どうも米川です。

 

 

2月も中旬に差し掛かり

水泳選手であれば

 

 

各々が目指す場所に向け

今が一番しんどい時期かもしれませんね

 

 

ジュニアオリンピック出場

ジュニアオリンピック入賞

 

はたまた

 

今年の日本選手権は

4年に一度行われるオリンピック選考会

 

その舞台への出場、活躍

 

アスリート

指導者

 

 

そして

その親御さん達も

 

 

それぞれの想いを持って

日々、戦っているかと思います。

 

 

今回は

アスリートや指導者に向けて

 

ではなく

そんなアスリートを支える

 

親御さんに向けた

内容を書き綴っていこうかと

 

 

 

ごゆるりと

 

 

 

 

日本選手権(今年はオリンピック選考会)での活躍を狙うアスリートであれば、そこそこ年齢も上がり、親御さん達もサポートはすると思いますが、どちらかというと見守るということが主な役割になるかと思います。

 

それはそれで、

様々な苦労があるかと思います。

 

 

アスリートにとって

家族の応援というの

 

ココ一番で

何よりも支えとなるものです。

 

 

色々な思いや、言いたいことなど

沢山あるかと思いますが

 

選手の活躍を信じて

暖かく見守ってあげてください。

 

 

話は変わりまして

 

水泳だけでなく他競技にも

ジュニアオリンピックというものがあり

 

 

高校生までの

ジュニアのトップ選手が

戦う全国大会

 

それがジュニアオリンピックです。

 

 

ジュニア世代であれば

この全国大会が一つの大きな

 

ターニングポイントであり

 

選手以上に

指導者にとっても重要な試合となります。

 

 

会社、水泳界での立場や

今後の活動自体も変わってきますから

 

 

指導者も

死に物狂いになる方もいる

 

 

そんな試合です。

 

 

 

家族にとっても

全国大会ということもあり

 

熱が入りますし

子供に行かせてあげたい!

 

 

という思いが強くなるのも分かります。

 

 

 

ただ、

その思いがアスリートよりも

強くなってしまったとき

 

 

そこに

歪みが生まれることも

 

多々あります。

 

 

 

ジュニア期であっても

アスリートです。

 

 

先ほども書きましたが

指導者も死に物狂いになる試合

 

 

練習でも追い込まれ

家でも追い込まれてしまう

 

 

そんな状況になったとき

アスリートは

心を休める場所がなくなってしまう

 

 

 

頑張らない

アスリートなんて存在しません。

 

 

もし頑張れていない

アスリートがいれば

 

 

それは

頑張れない理由が

 

ちゃんとあり

 

その理由に大小関係なく

アスリートにとって

重要な意味を持っています。

 

 

 

そこに気がつかず

上手くいかないことを

 

頑張らない

アスリートのせいと決めてしまえば

 

 

そのアスリートは確実に

 

心身ともに潰れてしまいます。

 

 

 

最悪、指導者は仕方ない(実際は選手の小さな変化に気がつき、手を差し伸べるのも指導者の仕事であり、頑張れない理由を作ったのも指導者であり、前を任せるのも指導者の役割)としても。

 

 

家族だけは

常にアスリートの味方でいてほしい

 

 

そう思うわけです。

 

 

過保護になれというのではなく

子供だからと

勝手に決めつけるのではなく

 

 

その選手の

言葉をしっかりと聞き

 

聞いた上で

感情的になり過ぎず

 

 

一緒に

最善の策を考えてあげて欲しい。

 

 

 

 

幾つになっても

最後のよりどころは家族です。

 

 

 

 

その家族が

指導者と共に煽ってしまうだけでは

 

大人のアスリートでも

心が焼き尽くされてしまいます。

 

 

 

これも一つの

オーバートレーニング症候群となる

 

大きな原因の一つです。

 

 

 

 

『頑張ってるの?』

『頑張んなきゃだめだよ!』

 

ではなく

 

『頑張ってね』の一言

 

 

『ちゃんとやりなさい』

『切れなかったらどうするの?』

 

ではなく

 

 

『思いっきりやりない』と

 

 

送り出してあげて欲しい。

1番緊張も努力もしているのは

 

アスリート自身です。

 

 

指導者や家族ではなく

アスリート自身なんです。

 

 

 

アスリートにとって

息抜きもトレーニングの一つ

 

 

その息抜きが

最大限にできる場所は

 

家族しかありませんから。

 

 

 

 

色んな思いや

言いたいこと

 

腹が立つことも

あるかと思いますが

 

 

その瞬間も

アスリートは成長しているので

 

 

信じて応援してあげてください。

 

 

 

 

 

ハッキリ言います。

 

もし中学、高校、大学

水泳を本気でやり続けていきたいと

思っているのであれば

 

 

ジュニアオリンピック

決して高い評価にはなりません。

 

優勝してもです。

 

 

 

もちろん

自信には繋がりますし

 

成長するには

最高の場所であることには

 

間違いないですが

 

 

 

例えば

大学の推薦(シード校クラス)では

ジュニアオリンピックでの成績は

 

あまり期待して見ません。

 

 

それよりも

日本選手権やインターハイを見ます。

 

 

 

ジュニアオリンピックの結果は

評価ではなく

一つの参考例にしかなりません。

 

 

 

小学校の頃の

結果はそれ以上に過去のものとされます。

 

 

だからといって

出なくて良いとかではなく

 

 

先ほども書きましたが

経験値を得るため

成長するためには

 

ジュニアにとって

重要な試合でありますが

 

 

あくまで

通過点でしかなく

 

 

ゴールではないということです。

 

 

 

それも踏まえた上で

どうか

 

アスリートの家族は

その頑張るアスリートを

 

 

誰よりも応援し

唯一の拠り所になってあげてください。

 

 

 

それが

アスリートにとって

 

 

何よりも力になります。

 

 

 

ではまた。

 

 

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初JO時の写真。笑