水と言葉の井戸端会議

気ままに商い中。ごゆるりとしてって下さい。

あなたはどっち?【原因論】と【目的論】

 

どうも米川です。

 

早速ですが

 

皆さんは

物事を考えるとき

 

原因論

で考えますか?

 

それとも

・目的論

で考えますか?

 

 

コレは

アドラー心理学という

とても面白い心理学の話です。

 

 

では、

ごゆるりと。

 

 

原因論 とは

簡単に言えば、その物事に対して『なぜそうなってしまったのか』という原因を探す考え方です。スポーツの世界でいうのであれば、競技を行い、出た結果に対してその理由を探すということ。水泳だと【50m 自由形 30秒】という結果に対して『なぜ、30秒だったのか』に目を向ける考え方です。

 

反対に

・目的論 とは

その物事に対して『目的を達成するためにどうするか』を考える考え方です。これもスポーツで説明すると、出た結果に対して『目的や目標を達成するにはどうするか』を考えること。【50m 自由形 30秒】だった結果を踏まえ、目標とするタイムを達成するには、どうアプローチをするかを考えるということです。

 

 

 

どちらも

『その結果よりも良い結果を出す。』

 

という部分は同じかもしれませんが

 

皆さんは

どちらの方がポジティブだと思いますか?

 

 

原因を追求するということは、

起きてしまった過去に

目を向け改善策を探す。ということ

 

一方、目的論は

常に目指す目的、目標が軸にあり、

そこに到達するために

 

【何をすべきか】

 

を考える未来を見た考え方です。

 

 

言わずとも

目的論の方がポジティブですよね。

 

 

過去の出来事を振り返り、

ミスを探すという作業

なかなか良いものではありません。

 

 

『ココがダメだった』

『ココもダメだった』

 

『なぜこうしてしまったのだろう』

 

そこからどうすべきかを

導き出しはしますが、

なかなかヘビーな時間ではあります。

 

 

しかし、

目的論で考えると

 

現実は受け入れますが

 

『ココをこうすれば目標に近づく』

『ココも良くなる』

 

『まだまだ良くなる。』

 

と考えるだけで

ポジティブになります。

 

 

捉え方の問題かもしれませんが

捉え方ひとつで

こんなにも変わるんです。

 

 

 

指導者も同じです

言葉のチョイスを変えるだけで

 

選手のヤル気は

大きく変わります。

 

 

『なんでこうしたんだ?』

『なんでこうしなかった?』

 

ではなく

 

『ココを良くしたらもっと良くなる』

『ココもまだ上手くなるな』

 

と声をかけるだけで

選手はポジティブに改善しようと

 

素直に努力すると思いませんか?

 

 

確かに

時と場合によっては

 

原因論

目的論を

 

上手く使い分けることも

必要かもしれません。

 

 

 

指導者が考える上では

原因論で考え

 

伝える時は

目的論で話す

 

 

というように

使い分けるときも必要です。

 

 

 

ですが、

全てが原因論になってしまえば

上手くいかず

 

選手だけでなく

指導者も潰れら可能性は高くなります。

 

 

是非、多くのことを

目的論で考えることを

 

オススメいたします。

 

 

ではまた。

 

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(参照 Wikipedia