昨日のクロスフィットにより
身体中が火照りまくっている米川です。
さてさて
昨日のブログでは睡眠について触れました
簡単におさらいすると
睡眠不足では
考える力も決める力も低下する
そんな状況で
100%の力を発揮できますか?
というお話でした。
今日は更に専門的な
睡眠を書き綴っていこうかと思います。
ヒトは寝ることで
身体が休まり回復する
そう考えられてきました
実際この考え方も
間違いではなく正しいとも言えるのですが
この中にある
寝ることで脳が休まる。
という考え方は
様々な語弊を生みかねない言葉になります。
つまり?
ヒトは寝てる間に
脳は休んではおらず
反対にかなりフル回転している。
ということです。
えっ?なら寝ない方がいいの?
そんな意見も出るとは思いますが
言葉を変えると
ヒトは寝ることによって
脳は、明日をより良くするため
脳は準備をしてくれている
では寝ている最中に
いったい脳の中で何が起きているのか
皆さんは
聞いたことがありますか?
浅い眠りとか
深い眠りなんて分けられたりもしますが
今回は
この2つの睡眠状態の役割
そのときに
脳で何が起きているのかを
話していきますね。
ヒトは起きているときに得た情報
話したことや
学んだこと
考えたことや
思ったことなど
これらを一時的に
脳のなかにある
あまり大きくない部屋に保存します
USBだと考えてください
パソコンのデータを
一時的に保存しておく物
ただUSBですので
あまり容量は大きくなく
かなり早い段階で
メモリがパンパンになりますから
それらを
もっと容量が大きい場所
脳の中になるもっと
大きな部屋へと移動させなければなりません
USBから
ハードディスクへの移動ということです。
それを脳は睡眠中の
ノンレム睡眠中にやってくれています。
ノンレム睡眠の役割は
その日得た情報をUSBから
ハードディスクへ移動させることです。
そして2つ目の睡眠である
レム睡眠では
そのハードディスクの中身を整理してくれます
本や雑誌なんかも
ジャンル毎にまとめてあると
見つけたり
探すのが楽ですよね?
レム睡眠時には
そうやって情報のフォルダ分けをしてくれる
そういった仕事をしてくれているわけです。
それともうひとつ
むしろこっちの仕事の方が凄いんですが
レム睡眠では
フォルダ分けした情報を
違うフォルダ同士で
結びつけたり、合わせてみたらしてくれる
つまり
Aという情報フォルダと
Bという情報フォルダを組み合わせて
何か新たなアイデアを発掘する
手伝いなんかもしてくれてるているんですよ
昨日まで出来なかったことが急に出来たり
アーティストの方々が
起きたら急に良いフレーズが浮かんだり
そんなこと良く耳にする話ですよね
なんだか夢が
なくなりそうな話ですが
それらの奇跡
なんて呼ばれることは
レム睡眠が関係してたりするんですよ
こんな感じで
大まかな仕事内容を説明しました。
だいたいその
90分なんていう表現もしますが
1日で得た情報を移動したり
フォルダ分けしたり、結びつけたりなんて
90分で出来るわけもないですから
だいたいそれが
4セットから6セットぐらいで終わる
そんな感じです。
トータル時間にすれば
最低でも6時間から9時間ぐらいですね
ではアスリートにとって
この睡眠の役割を考えるとしたら
質の高い練習をするためですよね
毎回の練習毎に
アスリート達は学びまくりますから
その都度しっかり睡眠をとって
情報をハードディスクに
移動しなければなりません
そうしなければ
次の日の練習で得た知識は
USBがいっぱいで保存できない状態
最悪です。
そして、アスリートは
ヒトの限界に挑戦する人種でもあります
ということは
出来ないことが出来るようになる
出なかったタイムが出るようになる
を繰り返さなければなりません
そのためにも
睡眠をしっかり取ることで
脳が勝手に
出来るよう準備をしてくれるのですから
アスリートにとっても
睡眠は欠かせない役割です
どうでしょうか
睡眠ひとつとっても面白いですよね
今回も基礎的なところにしか
触れていませんから気になる方は是非
探Q会に来てみてください!!
ではまた