水と言葉の井戸端会議

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『オーバートレーニング症候群』限界を超えていくための知識

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どうも米川です

 

今回は過去に

SNS上で書き綴った

 

オーバートレーニング症候群について

再度発信したいと思います。

 

他人事ですか?

いいえ

 

アスリートの全ては

オーバートレーニング症候群予備軍です

 

 

そこを理解しているか

いかいか

 

そこで

限界へとチャレンジしていけるのです

 

 

 

ごゆるりと

 

 

 

『オーバートレーニング症候群』

 

 

皆さんは、

 

『オーバートレーニング症候群』

 

というものを

知っていますか?

 

大学を卒業してからも、水泳が大好きで、世界という夢を諦めきれず、親に迷惑をかけながらも現役を続けていましたが、最後は医師から告げられた『オーバートレーニング症候群』で幕を閉じました。

 

知っていても選手の皆さんは、まさか自分がなるわけない。指導者の皆さんも自分のチームは大丈夫だと思っている方は少なくないのではないでしょうか?

 

『オーバートレーニング』は他人事ではありません。自分を追い込むことが日常となり、限界のギリギリを攻め続けているアスリートは常に『オーバートレーニング予備軍』だと言っても過言ではないと僕は思っています。

 

医師から言われたのは『診断の結果から多分、2年ほど前からオーバートレーニングになっていた可能性があります』でした。

 

僕もまさか自分が

そうなるとは

微塵も思っていない一人でした。

 

その理由として、確かに試合では何年もベストは出ず苦しい年月は続いていましたが、練習は普通に出来ていましたし、正直嬉しいことでもなければ、胸を張れることではありませんが、練習では速く、良い練習は出来ていました。

 

練習は出来ていた。しかし、その半面では試合では結果が出ない。練習では速いのに。ということが、僕の心を徐々に削り取っていたように感じます。

 

その証拠に、あんなに好きだった水泳が最後の一年は好きだ。と感じることも少なくなり、練習に行くことが憂鬱になっていました。正直、最後の方は『怪我や故障をして泳げなくなった方が楽になるんじゃないか』と考えてしまったこともありました。

 

練習は出来ている。と思っていても『オーバートレーニング』にはなるということです。むしろ、練習は出来ているという思い込みが落とし穴なのかもしれません。

 

日本人は選手にしても、指導者にしても休息をとることが苦手のように感じます。休むと退化してしまう。ということに固辞され過ぎていて、休むことを悪だと考えている指導者も少なくないのではないでしょうか?

 

そして、休んだらダメだ!

と洗脳されてしまっている

 

選手も多いのではないでしょうか?

 

レーニングは大切です。

 

レーニングをしなければ強くはなりません。ですが、休息もそれと同等か、場合によっては休息の方が大切な時もあります。

 

選手が頑張れない時は、頑張れない理由が必ずあります。それを、頑張れ!なぜ頑張らないんだ!ちゃんとやれ!と言った言葉で済ませてしまっては何も解決はしません。

 

 

選手が頑張れない理由に向き合い、一緒に解決して行く方法を探すのも指導者のやるべきことの一つではないでしょうか?

 

もしかしたら、

頑張れない理由は

オーバートレーニングにあるかもしれません。

 

しかし、大抵の選手にはオーバートレーニングの知識などなく、正直なって診断されない限り分かりません。ですから、指導者が『オーバートレーニング』なのか、それとも違う原因なのかを見極めることが大切なのです。

 

選手の小さな変化や、状態に気づくには、その選手のことをちゃんと理解していなければ分かりません。理解していたとしても、変化を見逃してまうこともあると思いますが、そのままでいいわけがありません。

 

選手の状態に気がつくことも、状態を聞き出すのも、指導者のやるべきことの一つだと思っています。一度、オーバートレーニング症候群になってしまったら、そんな簡単には治りません。回復するまでに長い時間がかかります。

 

 

どうか、選手が頑張れていないと感じたら頭ごなしに怒鳴ったり叱るのではなく、そんな時こそ選手と向き合い寄り添って原因を一緒に探してあげて下さい。必ず何かしらの予兆があるはずです。その変化を見逃さず選手と向き合い、決してあんなにも苦しいオーバートレーニングなんかにさせないであげて下さい。

 

 

未来ある選手の笑顔のために

 

 

 

ではまた